斉藤光学ブログ 観察のコツやマイクロスコープの情報などを掲載

PCのモニタ上に2画面表示できるか①

日々お客様から製品についてご相談をいただきます。
時々入ってくるのが「1台のPC用モニタに、2台のマイクロスコープの画面を表示させたい」というお声。
その詳細は様々ですが、よくあるのはこの2つです。

・マイクロスコープを倍率違いで2台用意し、PCモニタ1台に映し出せないか 
 
(低倍で広い範囲を一度に検査し、怪しい個所を見つけた時に高倍のマイクロスコープで確認したい) 
  (検査箇所に合わせて倍率違いで設定したマイクロスコープを2台用意し、作業効率を上げたい) 
  (1台はグリッドラインやスケールを表示させて簡単に確認し、もう1台で測りたい) 

・マイクロスコープ1台を上から、もう1台を斜めからワークに当てて、PCモニタ1台に映し出せないか 
 (位置や密着状態を確認するため、2方向から一度に見たい)  
 (不具合の報告書を作成するために、全体のどの位置で発生しているかも分かるようにしたい) 

実は、2つの画像をPCのモニタ1台に表示させることは可能なのです!
重要なのは「どのマイクロスコープを組み合わせて使うか」です。 
その組み合わせ次第で、必要なオプションデバイスやソフトウェアが違ってきます。

■ CASE1 モニタ接続マイクロスコープ(FHD) X モニタ接続マイクロスコープ(FHD)

そもそも、FHDタイプのマイクロスコープの場合は、そのままではPCとつなぐことはできません。 
中継器として、XCAPTURE-1というキャプチャーデバイスを 
個々のFHDマイクロスコープに接続してPCへ画像を送ります。 

PCのモニタ上にはソフトウェアを通して画像を映し出すのですが、 
1つのソフトウェアに接続できるマイクロスコープは1台だけです。 
ですので、2つの画像を1モニタ画面内に並べるには、 
XCapture-1とソフトウェアが2つずつ必要になります。

気を付けならないことは、同じソフトウェアを2つ立ち上げることができない、ということ。 
別々のソフトウェアに、それぞれ1台ずつマイクロスコープつなげば、この通り。 

マイクロスコープ(FHD) X マイクロスコープ(FHD) を、SK-ViewerとVideo Keeper Liteで二画面表示した画像。

  左:SKM-Z300C-FHD2、XCAPTURE-1 
           SK-Viewer (ソフトウェア・2点間計測可) 
右:SKM-V300B-FHD、XCAPTURE-1 
            Video Keeper Lite (ソフトウェア・計測不可)

マイクロスコープ(FHD) X マイクロスコープ(FHD) を、SK-ViewerとSK-Measureで二画面表示した画像。

左:SKM-V300B-FHD、XCAPTURE-1 
             SK-Viewer  注)V300Bは計測に不向きな機種です
右:SKM-Z300C-FHD2、XCAPTURE-1 
             SK-Measure (ソフトウェア・計測ソフトウェア)

撮影だけで構わないのか、計測も必要なのか。
計測が必要なら、どんな計測をしたいのか。 
検査内容を考慮に入れて、ソフトウェアを選択してくださいね。 
 
また、計測する場合は、真上(又は真横)から当てているマイクロスコープ側で行ってください。 
斜めから見ている画像では正しく測れませんので。 
 
マイクロスコープは勿論、キャプチャー装置やソフトウェアの貸出しも行っています。 
導入前に実際に試していただくと安心です。

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