斉藤光学ブログ 観察のコツやマイクロスコープの情報などを掲載

マイクロスコープの選び方

マイクロスコープの導入を検討する際、「どの機種を選べばよいか分からない」という声を多くいただきます。 
・倍率はどのくらい必要か 
・測定に対応しているか 
・用途に合っているか 
本ページでは、工業用途で失敗しない選び方を分かりやすく解説します。

① 用途で選ぶ(最重要)

マイクロスコープ選びで最も重要なのは用途です。外観検査、測定用など、目的によって最適な仕様は異なります。
「何を」「どのように見たいのか」を明確にし、観察対象物に、必要かつ最適な機能を理解し、それに適した機種を選ぶことが大切です。
A:工場ライン内で目視確認のために使用する場合→高画質で速い動きに対応しているモニタ接続タイプ
B:観察画像の保存や計測が主な目的の場合→パソコン接続タイプ

② 観察範囲・倍率で選ぶ

デジタルマイクロスコープは、実体顕微鏡と異なり、使用するモニタやカメラの撮像素子のサイズによって倍率は変動します。観察範囲は一定であるため、マイクロスコープを選定する際、観察部位のサイズで必要な倍率を見つけることがお勧めです。また、斉藤光学のマイクロスコープは21.5インチフルハイビジョンモニタを使用して倍率を出しています。

【観察範囲から選ぶ】

観察範囲からマイクロスコープを選ぶ表

【倍率から選ぶ】

マイクロスコープを倍率から選ぶ表

③ 必要なオプションを選ぶ 

デジタルマイクロスコープのメリットは、観察対象物によってカスタマイズできるところです。対象ワークによっては、付属照明では見えない場合があるため、オプション照明や観察補助器具を提案します。 
 例)鏡面、フィルム→簡易同軸落射照明
   ハレーションが強いワーク→高輝度・拡散リング照明
   生物などの透明体→簡易暗視野照明
   穴や隙間→穴観察用リング照明小径リングライトガイド 
   ネジやビス→V型観察台  
   大きいワーク→大型スタンド

④ 実機で確認する(最重要)

最終的には、実際の検査対象で確認することが最も重要です。見え方や操作性は仕様だけでは判断できません。
【よくある失敗例 】
・倍率だけで選んでしまう 
・用途に合っていない機種を選ぶ
・実際使ってみたらオーバースペックだった

実際の検査対象で性能をご確認いただけるよう、デモ機の貸出を行っています。導入前に操作性や画質をご体験ください。

関連ページはこちら

FAQ よくあるご質問

よくあるご質問については、「FAQページ」をご覧ください。

最新記事一覧
ワーク別
使用製品別
アーカイブ