斉藤光学ブログ 観察のコツやマイクロスコープの情報などを掲載
透明体のマイクロスコープでの観察①
今日はSKM-V300B-FHDと偏光フィルターを使って、透明体を撮影してみました。

< 撮影時のポイント >
①観察物は透過体であること。
②マイクロスコープ側に偏光フィルターを取り付け、下からの透過照明にも偏光フィルターを貼りました。
③用いた照明は下からの透過照明だけ、上からは光を当てません。上下の偏光フィルターが直交するように、マイクロスコープ側に付けたフィルターを回して調整します。
観察物:医療用針の保護キャップ
使用機種:SKM-V300B-FHD_x15 (レンズ側に偏光フィルター)、偏光フィルター付き透過照明

フィルターを直交させる前の状態

偏光フィルターを直交させると背景が真っ暗になり、応力が虹色に現れました
照明から上がってくる光を偏光フィルターが直線光に変換、観察物に当たって向きや波長を変えた光が、もう一枚の偏光フィルターを通ってマイクロスコープに映ります。
どこに力が加わって、どのように引き延ばされているのかが良く分かりますね。
偏光フィルターを使うと、通常の光では分からない歪みも簡単に見つけられます。
SKM-V300B-FHD_x30
SKM-V300B-FHD_x30
SKM-V300B-FHD_x15
WinROOF2023-mini_クルッと合成
マイクロスコープに偏光フィルターをプラスして、設備・工程の調整や、品質検査に活用してみてはいかがでしょうか?
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