斉藤光学ブログ 観察のコツやマイクロスコープの情報などを掲載
透明体のマイクロスコープでの観察②
前回は濁りの無い透明体を偏光フィルターを使って見てみましたが、今回はその続き、「半透明だったらどう見えるか?」をちょっとだけご紹介します。
使用した機種は前回と同じ、SKM-V300B-FHD です。

< 撮影時のポイント >
①観察物は透過体であること。
②マイクロスコープ側に偏光フィルターを取り付け、下からの透過照明にも偏光フィルターを貼りました。
③用いた照明は下からの透過照明だけ、上からは光を当てません。上下の偏光フィルターが直交するように、マイクロスコープ側に付けたフィルターを回して調整します。
観察物:CDケース
使用機種:SKM-V300B-FHD_x15(レンズ側に偏光フィルター)、偏光フィルター付き透過照明

フロスト加工と言うのでしょうか?
今日の観察物は、半透明のCDケースです

フィルターを直交させる前の状態
透過照明の白い光がそのまま映っています
偏光フィルターを直交させると背景が真っ暗になり、
応力が虹色に現れました
地が黒くブツブツしているのは、フロスト加工でその部分が真っ平らになっているからだと思います。
CDケースの場合は射出成型がほとんどなので、左側に黒っぽく流れができているのは、材料が流し込まれた跡なのかもしれませんね。 (ご存知の方がおられましたら教えてください)
CDの中央に引っかかる爪の部分の根本にちょっとバリが出ていますが、使用には全く問題なかったです。
それにしても、虹色の検査って目の保養になりそうですね
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